驕れる者久しからず。

祇園精舎の平家のようなことにならなきゃいいけど。。。

ハウスメーカーや工務店さんは、新築の完成見学会とか色んなイベントを組んで集客をはかりますね。

資金計画や住宅ローンのセミナー、手作り家具の展示会、ちょっとした有名人を呼んだり、単純に来店の記念品を配ったり、趣向を凝らしているようで参加するととても楽しいものです。完成見学会やモデルルームに行くだけでも自分の家はこうしたいああしたいと妄想が膨らんでワクワクです。

もちろん、主催者としては、家を買って欲しい建てて欲しいから、自分のところの家の良さをアピールするためにもイベントで集客しているはずです。ちょっとした気楽さでいけるのがイベントの良さなわけで、来場した人全員がそこの家を買うためにイベントに参加しているわけではないですよね。

今週末、ある工務店さんのイベントがあり、相方が申込をしていました。そのイベントは、見た目一般住宅なんだけどカフェとして使っている家ができたということの完成見学会みたいです。相方はそのカフェで野菜ソムリエが料理を作っていることに興味があり、私は、一般住宅をどのように店舗として使っているのか興味があり申込をしたところです。

ところが、先日、相方の仕事中に時間も選ばず主催者から突然電話がかかってきました。「堀さ～ん、今週末来るんですよねぇ。家買う気があるんですか？買う気がない方はお断りしています。ちなみにどこで家を探しているんですか？今の住居は？」とまるで尋問です。

かなり失礼な営業マンです。イベント集客の意味が全くわかっていない。集客の意味どころか、電話のかけ方すらわかっていない。

この工務店は、大分の地場の工務店としては、飛ぶ鳥を落とす勢いです。大分だけでなく全国展開にも乗りだし、あちこちで同じような家が建っています。社長の独創性と決断力行動力は半端なものではなく、それを支える副社長は頭脳明晰で穏和な人柄で個人的に憧れていたこともありました。しかし末端の社員にはその２人の精神が受け継がれていないようで、会社に勢いがあるだけに社員もかなり横柄です。だからトラブルも多い。

司法書士としては仕事柄、ハウスメーカーや工務店さんを敵に回すわけにはいきませんが、あまりにも失礼な人には黙っていられません。また、最近ウチのお客さんで工務店を紹介して欲しいという人も増えてきましたが、この会社には紹介できませんね。

驕れる者久しからず。

いやこの会社はすでに一度倒産しかかったことがあり、それから再生した。どちらにしろそういう体質なんだろう。

愚痴っぽくなってごめんなさ～い。ちなみに、我が家はマンションなので、今すぐ一戸建てというわけではありませんが、いつかはマイホーム欲しいものです！