誰しも強引な営業マンに嫌気がさしたり、「売り込まれている」と感じると拒絶反応を示しますよね。

このブログでもときどき当事務所に飛び込み営業に来た人のダメだしをしたりしてますが、欲しくもないものを無理矢理売られるほど嫌なことはありません。

昨日は、初めてＥＱセミナーというものに参加させていただきました。

参加者は、住宅・車・機器・保険などの営業マンや、介護関係や士業まで幅広い異業種のメンバーでした。

セミナーの中身は詳しく書けるほど理解しているわけではありませんが、ＥＱセールスというもので、お客様の感性に働きかけ、お客様の想いに共感することで、お客様の方からその商品が欲しいと思えるような営業をしましょう、ということですかね。

ではそのためにはどのようにしたらよいのか。それは傾聴とお客様が話したくなるような質問力。昨日はその具体的な方法を学ぶことができました。

学んだからといってすぐに実践できるほど簡単なことではないので、訓練が必要でしょうが、私の司法書士業としての相談においても傾聴がとても大事で、法律問題でご相談いただいたときにじっくり聴いていると、本人も理解していなかった根本的な問題が見えてきたりします。司法書士業としては法律相談を受ける立場なので、お客様もそれほどの警戒感もなく自分のおかれている問題を解決したいとお話をしてくれるケースが多いです。

しかしセールスとなるとお客様的に今すぐに必要でもなければ欲しくもないものを売る場合にお客様が欲しいと思えるような話のもっていきかたをしないといけない。それが商品の説明では意味がなくて、お客様の感性に働きかけることが大事なんですね。

私が特にこれから何かの商品のセールスマンになって、知らない人のところへ営業に行きまくるってことはありませんが、話し下手な私としてはこのＥＱを使って会話の時間をもっとお互い有意義な時間にできればな～と思います。まぁ少しずつ意識して使ってみますので、何かぎこちない話していたらご容赦くださいな。