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登記の重要性

もうすぐ3月11日。

あの大震災からもう2年ですか。

ちゃくちゃくと復興しているところもあれば、福島第一原発の周辺のように復興のメドさえ立たない地域もありますね。

その福島では東京電力が不動産の賠償をすることになっているようですが、賠償の請求権ができるのは登記簿に登記された所有者だそうです。

しかし、相続登記の手続きをしていなかったり、建物は未登記だったりして、自己の所有であることを証明できないケースが7割もあるとのことです。

ご自宅を新築された場合、金融機関から住宅ローンなどの融資を受ける場合は必ず登記をしますが、自己資金で新築された場合、登記をしない方もごくたまにいらっしゃいます。

また相続登記も亡くなったからと言って直ぐに手続きをしなければならないものではないので、そのままになっているケースが多いですね。

そもそも登記って何?と思われる方もいるかと思いますが、簡単に言えば、「この不動産は私のものです」と証明するための手続きです。

登記費用が高いとおっしゃる方も時々いらっしゃいますが、今回の東電の賠償のように登記していることが条件となると、たった数万円の登記費用で数千万円の自己の不動産を賠償してもらえるのです。

まずお亡くなりになっているご両親や先祖代々の不動産がちゃんと相続手続きされているのか確認してみましょう。

「登記なんかわからん」とか言わないで司法書士にご相談くださいな〜。