サイレントマジョリティ
声なき声。声なき多数派。
最近は国内でも色々とデモが多い。
マスコミもこぞって取材合戦で、これがあたかも国民全員の声であるかのような報道をする。
しかし、デモの一歩外を出ると平穏そのものであり、日本国中が混乱しているわけではない。
サイレントマジョリティ。
政府がやることに賛成であるが反対派がデモとかで目立つので発言を控えているのか。
はたまた特段意見は持っていないのか。
どちらなのか、サイレントだけにわかりにくい。
原発反対、オスプレイ反対、なにもかも反対。。。
デモは白黒はっきりして主張しなければ中途半端になる。
しかし、原発反対にも色々なケースがあり、即廃止もあれば徐々に削減もある。そこはデモの危うさでもあるかと思う。本当に白黒はっきりさせると逆効果の可能性もあるわけである。
賛成論者の意見も聞きつつ妥協できるところはしていかなければなるまい。また賛成論者も反対論者の意見を聞き妥協することによって、良い案が生まれる。
たしか大阪市長の橋下さんが言ってたと思うが、本当に民主的なデモは選挙である。デモを主導する人達が国会に多くの議員を送り込めば自分たちの主張が通るのである。ただし選挙は数年に一度。
選挙ではサイレントマジョリティも意思表示する可能性が高まる。(投票率の問題はあるが。)
民主党の代表選、自民党の総裁選も終わり、「近いうちに」がいつなのかというところであるが、デモ参加者もサイレントマジョリティも自分たちの意見を主張してくれる候補者を見極め、国民が真の政治家を育て上げる必要があるのではなかろうか。