下野
先週末の司法書士会総会で、
副会長の任期が満了しました。
執行部には4年いたことになります。
本来であれば、いずれは
父親のように会長になるつもりでしたが、
私の力はここでは発揮できない、
と諦めました。
トップの独裁的な運営、
かみ合わない議論、
新しい提案の否定、
機動力や広報力のなさ、
逆に我関せず的な態度、
などなど改革しようにも
抵抗力が強すぎました。
それらをぶち壊すほどの元気もありません。
また、総務という立場で、
色んな先生方と接しましたが、
お客様からの会へクレームも多く、
司法書士の認知度や信頼度が上がらないのが、
よくわかるような気がしました。
ということで、
公的な立場ではできないことを
民間で独自でやった渋沢栄一のような気分で、
下野いたしました。
事務所では、私が独裁者かもしれませんが、
社会インフラとしての司法書士を
もっとアピールして誠実に実務を処理し、
円満な社会の実現に少しでも貢献できればと思います。
まぁ、同業者や類似の業者からは、
拝金主義と思われるかもしれませんが、
渋沢栄一の「論語と算盤」のように、
公益的な仕事だと思って、
活動していきたいと思います。