死生観
昨日のロータリークラブの卓話は、
ベテラン会員さんの卓話でした。
その方は8年前にステージ4のがんで
余命2年と宣告されたそうです。
そのとき、死について考え、
何か後世に残したいと思ったそうです。
その後、ミャンマーのとある田舎の村に
小学校を建設して子供たちへ教育の機会を
与える活動をしてこられました。
まさにロータリーの鏡です。
私も病気のため常に死と隣り合わせで、
死については色々考えるのですが、
まだまだそのような境地には達しませんね。
今日は3月11日
あの大震災から10年
日本人全員の死生観に影響を与えた事件ですね。
でもあのときの想いをすでに忘れている人も増え、
とくに政治なんかは他人の足の引っ張り合い、
利権のむさぼりなど、昔の日本と変わりません。
むしろ窮屈な世の中になったような気がしますね。
死に直面したとき、最初は恐怖が強いですが、
だんだん受け入れられ、心の整理をし、
前向きに、そして利他の精神で生きようと
想えるようになる人も多いのではないでしょうか。
今日は、震災関連の報道ばかりですが、
年に一度、思い返して死生観にふれる日にしたいですね。