脱線
またまたダウンしておりました。
ノロウィルスかと思われましたが、そうではなかったようです。沢山の忘年会にご招待いただきましたが、今年はほとんど参加できずに申し訳ありませんでした。
さて、先日ある会合でゲストがお見えになりました。
私個人的には時間があまりなく何とか都合をつけて参加したのですが、その方の話が本題とはどんどん脱線してしまい、しかも人の精神的テリトリーにズカズカと入ってくるような話だったので、私の頭の中はイライラでございました。
こんな失礼なやつもおるのかと思いつつも、その方の業界では凄い方のようで、このくらい自己主張することもビジネスでは必要なことなのかなと思ったりもしました。
なので、その方を批判するつもりはないのですが、もっと凄かったのが、この会合のリーダー的な方が、絶妙なタイミングとトークでゲストに話を本題に戻させました。
私だったら、「で、本題は??」と言ってしまいそうですが、脱線した話題を使って本題に戻させるトーク技術には感服しましたね。誰も傷つかない、誰も損をしない、誰も嫌なやつと思われない、脱線したことを忘れさせるような、脱線したことも本題だったかのような錯覚を感じる一幕でした。
色んな組織に属していると、必ず話しが脱線してしまう方がいらっしゃいます。その方も意図的に脱線させているわけではなく、話が止まらなくなり、最後には自分で「あら、私何を言いたかったのかしら??」っていうくらいなものです。
時間があればいつまでも聞いてあげて本人の気が済むまでお話させるのが、本来の私のやり方なのですが、時間に制約があるとついイライラして話しをまとめようとするのも私でございます。
口下手な私ですが、いつか絶妙なトーク術も身に付けたいなと思います。