枠に捕われない
昨日は、船井総研の司法書士経営研究会の総会でした。
研究会は、東京会場と大阪会場で2ヶ月に一度開催されており、私は大阪会場に参加していますが、昨日は、東京大阪合同の総会ということで、全国から100名を超える会員が参加して、最新の司法書士経営について学びあいました。
未だに、司法書士の経営の勉強をしていると言うと、懐疑的な目をされる先生方もいらっしゃいますが、司法書士も経営力をつけることで、沢山のお客様に法的サービスを提供できて、沢山の人が幸せになれるのだと思います。
昨日のテーマは金融円滑化法の期限切れにどう対応するか、というものでした。このことについては、また次回ブログしますね。
毎回、参加するたびに刺激を受けるわけですが、普段接触しない先生方の話を聞くと、司法書士でありながら別会社で上場していたり、任意売却・債権回収・身元保証・不動産屋・貸金業・FP・保険屋などの司法書士の周辺領域を始められた先生方やパソコン教室・弁当屋など一見司法書士とは全く関係のなさそうな事業をされている先生などなど、様々な先生がいらっしゃいました。
まさに司法書士の枠に捕われない多角的な経営で、これが司法書士業をする上でもお客様への付加価値のサービスとなるわけです。
そして極めつけで、枠を飛び越えそうな先生もいらっしゃいまして、もう司法書士を辞めてマレーシアに移住するというのです。まだ若いのにセミリタイアかと思いましたが、あちらでも法的なサービスを事業としてされるようです。
これには驚きましたが、私にとってはよいヒントにもなりました。虚弱体質な私には、長いことガツガツと仕事をすることはできなさそうなので、セミリタイア的な発想も頭の片隅においておこうかと思います。(虚弱体質って言っても誰も信じてくれませんが、先日驚きの診断結果が出ました。これもまたいつかブログしますわ。)
昨日の研究会でちと興奮したのか、書きたいことは沢山あってダラダラと書いてしまいましたが、とにかく、旧態依然とした司法書士業界が生き残るためには、個々の先生方及び会などの組織が枠に捕われない発想をするべきだと実感したところです。
ちなみに、総会ではこの一年間の努力に対していくつか表彰があるのですが、私はFP事業を始めたということで、新規取組大賞なるものを頂きました!
長くなってごめんなさい。続きは次回。。。