空き家解消できるか
空き家問題が浮上してきて数年。
政府もあの手この手で
中古住宅の売買促進をしていますが、
そのカギは中古住宅の価値ですね。
先日ある不動産業者の方のお話で、
以前は金融機関がリフォームに対して、
上限300万円のローンしかできなかった。
ここ最近やっとリノベーションで、
中古住宅の資産価値が上がることを
金融機関が理解して、
本来の住宅ローンが組めるようになった、と。
国交省は、中古住宅の品質を維持する
サービスを開発・普及する認定団体に対して、
上限2000万円の補助をし、
そのサービスによって品質を維持管理できれば、
リフォーム費用として一戸あたり最大100万円が
支援するとのこと。
認定団体は、建築業界や宅建業界などが連携し、
住宅診断や瑕疵の保障をする保険などの、
サービスを開発・促進するようです。
これだけで空き家問題解消や
中古住宅売買の促進になるのか
なんとも言えませんが、
1つの起爆剤にはなるのかもしれませんね。
ちなみに、中古住宅は、
価値が低いということで
固定資産税が安いといのが魅力ですが、
ある地域では、リノベーションで、
資産価値が上がったということで、
固定資産税が跳ね上がるケースもあるそうです。
固定資産税は市町村単位で違うのですが、
たぶんだんだんそんなケースが
浸透してくるのではないかと思います。
当事務所だけで月に20件近く、
中古住宅の売買の登記手続きがありますが、
もっともっと売買が促進されると
我々の業界も大助かりですね!