江戸の成り立ち
家康はなぜ江戸を選んだのか?
秀吉に関八州へ追いやられた際、
拠点を源頼朝の鎌倉か
北条氏の小田原か、
はたまた未開の地江戸か、
選択を迫られたときに、
江戸の広大な土地に
未来を感じたのでしょう。
開拓をするのに、
利根川の水流を大きく曲げて、
肥沃の土地にしたり、
飲み水のための水路を作ったり、
さらに江戸城の建築をしたりと、
かなりの大工事をやってのけ、
今の東京の原点になった。
特に江戸城天守は、
秀忠が戦時中でもないので
無用と家康に直訴しても、
家康は聞く耳もたずだったが、
そのうち秀忠も天守を作る意図が、
理解できて建築に邁進する。
その意図はなかなか感動的なもの。
なので読んでもらってのお楽しみ。
ブラタモリの小説版のような物語でした。
家康、江戸を建てる [ 門井慶喜 ]
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