コンビニ人間
今ではなくてはならないコンビニ
便利すぎて田舎とかで
コンビニがないところに行くと
不安になってしまいますね
そんなコンビニでしか生きられない
人間の物語でした
芥川賞の「コンビニ人間」
コンビニでアルバイトをする
ルーティン作業の中で、
自分なりの幸せを感じる
一旦コンビニを辞めて
就職活動をするも、
結局コンビニ生活に戻る
友達も少なく本音で話せる人もおらず
孤独な感じの主人公ですが
自分を型にはめてしまう方が
生きるのが楽なんでしょう
なんとも不思議な主人公ですが
作者本人なんですかね
最近の受賞物の主人公は
引きこもりや友達がいなかったり
草食系だったり
あまりにも自分を客観視しすぎる
人だったりが多いですね
なかなか感情移入しにくくて
読むのが苦しくなったりします
あまりスッキリはしませんが
こんな人もいるんだと
思わされる一冊でした
コンビニ人間 [ 村田沙耶香 ]
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