陰徳
先日の地元の新聞に心温まる話がありました。
児童養護施設に20年近く、
匿名で手作りの甚平を送った方がいるそうです。
当初は近くの神社のお祭りに
子供達が甚平を着ていけるように
手作りして送ってたそうですが、
今は子供達の寝巻きにも活用されてるとのこと。
匿名でやり続けるというのは、
まさに陰徳ですね。
今回、高齢なので最後にするという
手紙があったようですが、
20年もよく続けられました。
ボランティアをするとき、
その内容をアピールしたがる人がいますが、
それは人のためというよりは、
自分を見せるためにしているように
受け取られかねませんね。
ただボランティアも仲間を募るには
自分達の活動をアピールしないといけないわけで、
なかなか陰徳というのは難しいですね。
ボランティアを受ける方は
お礼をしたいとその方を探したいとなるでしょうが、
そっと受け止めるのもお互いの
ためになるのではないでしょうか。
押し付けのボランティアではなく
お互いが清々しい気持ちになる
ボランティア活動を心がけたいですね。