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村上海賊の娘

戦国時代

信長の延暦寺攻めに対し、
毛利方が瀬戸内海の
村上海賊を利用して、
門徒へ兵糧を送ったときの話

毛利方の中でも、
延暦寺方についていいものか
判断がわかれており、
越後の上杉謙信の動き次第
という状況で兵糧を送る
準備をして待機していた。

しかし村上海賊の娘の一途な思いから
信長方の海賊と一戦起こしてしまい
最終的に兵糧を届けることになった。

毛利も村上海賊も信長方の海賊眞鍋も
自己の家の存続をかけて
駆け引きをしながら待機していたが、
娘の門徒を助けたいという思いが、
自家の存続という意識を吹き飛ばした。

自分のことより他人のこと
自家より友のこと

現在においても状況によって
どちらが正しいのか変化することもあり、
判断に迷うことはありますが、
一途な思いが勢いを生み出すんでしょうね。

戦闘シーンも読み応えがありますよ。