オレンジ
オレンジ色は温暖色で緊張を
和らげる心理効果があるそうで。
昨日の新聞で
大分オレンジカンパニー
という制度を紹介していました。
講習を受けた企業は、
認知症の方のサポーターとして、
安心して暮らせる地域づくりを
推進するということらしいです。
認知症を理解し、
認知症の方にやさしく対応できる
ように心がけることや、
それにより企業イメージを向上させる
という目的のようですね。
とてもよい制度だとは思いますが、
講習を受けるだけで認定されるので、
どこまで効果があるか未知数ですね。
認知症の方にやさしく対応するという面より
企業イメージを向上するため、
講習を受けておくか、というレベルだと
意味がありません。
こんな制度使わなくても、
普段から人に優しくしている企業であれば、
認知症の方にも優しく、
企業イメージも良いはずですね。
と、酷評のように書いたのは、
同様の制度でオレンジドクターというのがあり、
認知症をよく理解している医者ということですが、
何度か失望したことがありました。
我々司法書士としては、
後見制度の利用にあたって、
認知症かどうかの診断を
医者にしてもらいます。
オレンジドクターに認知症の診断を
依頼したところ、診断方法を
ほとんど理解しておらず、
他の医師に頼んだことがありました。
今、よく考えたら、
認知症の理解はしてるのかもしれないけど、
後見制度を理解していないのかな、
と思ったところですが、
認知症と後見制度はセットで
理解してもらいたいところでした。
あ、こんなこと書いてると暗くなりますね。
オレンジ色の心理効果は
陽気な気分になるということも
あるらしいので、
みかんでも食べますかねぇ。