ブログ & 新着情報

100年経営

昨日お会いした工務店の社長さん

工務店は一代で終わることが多いけど、
今の家は70年以上持つので、
一代で辞めるとお客様が困る。

大手ハウスメーカーのようなところは
経営基盤がよいのかもしれないけど、
地場の工務店は経営が難しい。

地場の工務店は、大きく成り過ぎず、
儲け過ぎず、お客様に寄り添うことが
とても重要。

会社を大きくすると、
その分公告や人件費など費用もかさんで、
無理な営業をすることになり、
値段も高くなってしまうが、
分をわきまえた経営をして、
儲からないときがあっても、
お客様に納得していただければ、
次のお客様を紹介していただける。

そうやって長年安定して経営してきた。

そして親族が後継者にならなくても
誰かが会社を承継できる体制を
整えておくことも大事。

と、お話くださいましたが、
まさに経営と事業承継の真髄ですね。

一時的な儲けよりも
将来的な安定がある方がいいですね。

我々司法書士の業界も
2代目3代目が少なからずいますが、
最近は法人など組織化して、
将来に渡って安心して相談いただける
事務所も多くなってきました。

私の事務所もそろそろ
将来のことを考えんとなぁ。