荒行
先日、天台宗の住職さんが
千日回峰行の堂入りが終わったと
ニュースがありました。
7年かけて比叡山の山々を巡礼し、
一日に30kmから最大84kmまで
歩きとおし、さらに堂入りがあるんですね。
堂入りは9日間の断食・断水・不眠・不臥
だそうで、普通3日ももちませんよねぇ。
そんな荒行して掴むものは
どのようなものなのでしょうか。
「悟り」というものですかね。
親鸞も同じような荒行をしたけど、
期待以上のものは得られず、
山をおり、民とともに暮らすことで、
民の苦しみを理解し、
悟りを開いていったと、
たしかそんな小説がありました。
千日回峰行を達成された方がいうには、
「感謝することが大事」だそうで、
当たり前のようで普通の人間はなかなか
心からの感謝というのはできていない
のかもしれませんね。
またみんなが千日回峰行をする必要はなく、
普段の生活でも自分の使命を全うする、
これが訓練であり、修行である、と。
修行の仕方は、人それぞれですが、
自分の心を鍛えることを怠らないように
生きていきたいものですね。
あ、私は身体も鍛えないと、
この年にして老化現象が。。。