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器用と不器用

百田尚樹の「ボックス!」を読みました。

高校のボクシング部の話で、
爽やかな青春のストーリです。

器用で何でもこなしてしまう天才肌の人間と
努力に努力を重ねてやっとできるようになる人間の
対照的な二人の葛藤を描いてます。

私は昔、よく努力家と言われていましたが、
要は不器用なのでなんでも時間がかかるし、
そのくせ負けず嫌いなところがあって、
色々と頑張っていましたが、
最終的にはいつも中途半端に
終わってたような気がします。

やり遂げたのは司法書士試験くらいですかね。

なので器用になんでもできてしまう人を見ると、
羨ましかったり嫉妬したりすることがよくありました。

今は人と比較しても仕方ないと思うようになったのですが、
子供のころは他人との競争で成長するものですよね。

読み終わったあと、もう一度青春時代に戻って
やり直したいと思うような一冊でした!!