教訓という前に
「過去の教訓は活かされなかったのでしょうか」
最近、テレビでよく聞く言葉。
被災者への心配りより、
責任追及をしたがるマスコミ。
先日の広島の土砂災害では
犠牲になられた方が多くいらっしゃいました。
消防局の危機管理部長も
対応の遅れを認めています。
「過去の教訓は・・・」その言葉は、
そこに住む住民に対して言っているようにも
聞こえてなりません。
スキャンダルをキャンペーン化して報道し、
責任追及をしまくり、場合によっては自殺まで追い込む。
マスコミの力は絶大です。
事件のあった後に責任追及するのではなく、
事件や事故、災害が起こらないように、
もっと警鐘をならすような報道をして、
関係者を動かすような力を発揮してもらいたいものです。
くだらないバラエティ番組ばかりやってないで。。。
昔の新聞記者の中には、
「自分の記事で国を動かす」
くらいの気概があったそうですが、
今は、国も人も陥れるような報道ばかりです。
マスコミ自体に過去の教訓を思い出してもらいたい。
広島で犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。